本文へ移動

子ども食堂、コロナ禍で「フードパントリー」に

2021年2月12日 16時00分 (2月12日 16時05分更新)
集まった人たちに食料品を配布する杉崎伊津子さん(右端)ら=1月、名古屋市北区で(橋場翔一撮影)

集まった人たちに食料品を配布する杉崎伊津子さん(右端)ら=1月、名古屋市北区で(橋場翔一撮影)

 各地の子ども食堂が、長引くコロナ禍の中で「フードパントリー」と呼ばれる食料配布や弁当配布に形を変えている。地域で育んできたつながりをつなぎ留めつつ、困っている家庭を支え続ける取り組みだ。携わるボランティアたちは、再びみんなで食事を囲める日を楽しみにしながら奮闘している。 (森若奈)
 「重いよ。卵入ってるから気を付けて持ってね」
 名古屋市北区の病院駐車場で一月下旬、食料が入った袋を配る「わいわい子ども食堂」代表の杉崎伊津子さん(74)の姿があった。
 二〇一五年から地元の北医療生協など三団体で子ども食堂を立ち上げた。多い時は二百人を集めたが、感染防止のため昨年春に食堂を休止。やむなくパントリーに切り替えた。企業や個人から寄付を受けた卵やパン、購入した菓子などを配布する。
 昨年九月に屋外で食堂を再開したが、コロナ「第三波」を受け同十一月に再び食料配布を始めた。
 この日は小雨が降る中、午前十一時からの配布に五十人以上が並んだ。次女(2つ)を連れたシングルマザーの女性(40)は「レトルト食品とかお菓子とか、助かってます」。一人暮らしの男性(67)は「子ども食堂は家族的であったかい。再開を楽しみ...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

PR情報