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唯一のプロクラブだから…それだけでは片付けられない名古屋オーシャンズの強さ その背景に猛烈な競争が【Fリーグ】

2021年2月12日 12時39分

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昨年12月の対戦で今季初黒星を喫した湘南には負けられない(写真提供:名古屋オーシャンズ)

昨年12月の対戦で今季初黒星を喫した湘南には負けられない(写真提供:名古屋オーシャンズ)

 Fリーグ4連覇を果たした名古屋オーシャンズは13日に東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で湘南ベルマーレと、14日には同会場でフウガドールすみだと対戦する。順位は湘南が6位、すみだが5位ながら、両チームとも白星が黒星を上回るだけにあなどれない。しかもオーシャンズは連戦の上、移動も発生するため厳しい戦いになることも予想される。
 しかし、オーシャンズはこのような過密日程を乗り越えリーグ優勝を果たした。連戦が続いた状況でも、目の前の試合に100%の力を出し切ることを考えながら戦う姿勢が白星につながっている。
 以前、星翔太は同じような過密日程だった試合の前に「今を全力でやって、回復も全力でやる。全ての面でハードワークすることが連戦を乗り切る鍵になる」と話していた。
 さらには、選手層の厚さも強さの秘訣(ひけつ)だ。主力選手が活躍する一方、出場機会をなかなか得られない選手もいるが、決して彼らに実力がないわけではない。日本代表クラスの選手の前に隠れてしまいがちだが、出場すればどの選手も求められている以上の力を発揮し、勝利に貢献できる実力を持っている。全員が高い水準でプレーできることは、過密日程を乗り切る上で重要な要素の一つだろう。
 そして、そんな選手たちは、まず試合に出場するためにチーム内でしのぎを削っている。だからオーシャンズの選手は成長し、チームとしても他を寄せ付けない確立した存在になっている。「Fリーグ唯一のプロクラブだから一強だ」と一言で片付けることはできないのだ。
 消化試合となった試合でも、絶対王者に負けていい試合はない。ましてや、湘南は昨年12月19日の対戦で今のところ今季唯一の敗戦を喫した相手。同じチームに2度も黒星をつけられてはならない。シーズン終了間際とはいえ、真価の問われる試合が続いている。(スポーツライター・舞野隼大)

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