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久保田さん、林さん 寺田君に最優秀賞  ふくいサイエンス賞  

2021年2月12日 05時00分 (2月12日 09時41分更新)
最優秀賞を受賞した(左から)寺田君、林さん、久保田さん=福井市のアオッサで

最優秀賞を受賞した(左から)寺田君、林さん、久保田さん=福井市のアオッサで

 福井で授賞式 研究の苦労や夢語る

 理科や数学で優れた研究を行った県内の小中高生に贈られる「南部陽一郎記念ふくいサイエンス賞」(県教委主催)の授賞式が十一日、福井市のアオッサであった。最優秀賞には久保田凪咲(なぎさ)さん(北陸高校二年)、林愛絵(まなか)さん(美山中学校三年)、寺田拓真君(中藤小学校六年)が選ばれた。 (藤共生)
 同賞は福井市出身の南部陽一郎博士のノーベル物理学賞受賞を記念し、二〇〇九(平成二十一)年に県教委が創設。今年で十二回目となる。
 久保田さんは青かびから天然ペニシリンを作る研究で受賞した。父親が医師であることから薬に興味を持ち、歴史SF漫画を参考に江戸時代に存在した材料から抗生物質のペニシリンを作った。「将来はコロナワクチンのような、世界の人を救う薬を作りたい」と夢を語った。
 林さんは肉のどの部位に鉄分がより多く含まれるかを調べた。貧血になりやすいクラスメートのために調べ始めたのがきっかけ。坂井市の精肉店の協力で各部位の含有量を調べ、「タケノコ」と呼ばれる心臓近くの動脈が最も鉄分を含むことを突き止めた。「困っている人のためにまた何か調べたい」と話していた。
 寺田君はムクドリが巣に帰る時間と飛び立つ時間を一年間かけて調べた。寺田君は「夏の朝は四時に起きても飛び立っていたことがあった」と苦労を語った。今後は「巣の位置が分かったのでムクドリの子育ての研究がしたい」と意気込んでいた。
 ◇最優秀賞以外の受賞者の皆さん
 【小学生部門】▽優秀賞 乾達矢(日之出6)▽奨励賞 牧野蒼空・森本景介・山田悠介(神明6)小林大湖(大石5)清水彩帆(鳴鹿6)
 【中学生部門】▽優秀賞 井上紗良(気比1)徳永愛子(福井大付属義務教育学校9)▽奨励賞 深川幸希(三方1)小池奏一朗・勝木優斗・山下剛毅(高志2)
 【高校生部門】▽優秀賞 石塚千夏・市橋蘭奈・入江菜月・加賀川沙希・角木恭子・北尾萌々花・島田侑季(武生3)前川隼輝・武部樹(藤島3)▽奨励賞 藤島高校SSH研究クラブ生物

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