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高校生77%「復興に満足」 被災3県の210人、「地元で働く」36%

2021年2月12日 05時00分 (2月12日 05時01分更新)
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地にある公立高校の生徒計二百十人に共同通信が実施したアンケートで、「地元の復興に満足」との回答が77%に上ったことが分かった。来月で震災十年。生活環境が整ったことを理由に挙げる生徒が多かった。一方、地元に残って働きたいと回答したのは36%で、被災地の将来を不安視していることもうかがえた。
 アンケートは岩手、宮城、福島三県の計六校の二年生に配布し、二〇二〇年十二月に答えてもらった。地元の復興に「満足」が15%、「ある程度満足」が62%。道路や堤防などインフラ整備が進んだことを評価する声が多く、岩手県立釜石高の男子生徒(17)は「震災前とほとんど変わらない生活を取り戻せた」と答えた。「満足していない」「あまり満足していない」は計22%だった。一人は未回答。
 だが「地元に残って働きたいか」との質問では「思う」が13%、「どちらかといえば思う」が23%と低調。被災地の現状について「人が少なくなった」「空き地が増えて少し寂しい」などと、震災で進んだ人口減少を心配する声が多かった。原発事故に見舞われた福島では、今も続く風評被害や放射能への偏見に不満を抱...

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