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ワクチン、情報公開必要では? 河野担当相ら、輸送の報道自粛求める 

2021年2月12日 05時00分 (2月15日 15時54分更新)
ベルギー北部プールスで、新型コロナウイルスのワクチンを製造する米製薬大手ファイザーの工場=2020年12月(同社提供、共同)

ベルギー北部プールスで、新型コロナウイルスのワクチンを製造する米製薬大手ファイザーの工場=2020年12月(同社提供、共同)

  • ベルギー北部プールスで、新型コロナウイルスのワクチンを製造する米製薬大手ファイザーの工場=2020年12月(同社提供、共同)
  • 衆院予算委員会で答弁する河野太郎行政改革担当相=8日、国会で
 新型コロナウイルスワクチンの国内への輸送に関する取材、報道の自粛を政府が求めている。「テロなどが起きないため」といった理由を挙げるものの、ワクチンの輸送でそうした事態が発生するとは考えにくい。コロナ収束の兆しが見えない中で、ワクチン接種は国民の最大の関心事。積極的な情報公開こそ必要では−。 (木原育子)
 「取材、報道は控えていただけるとありがたい。テロや妨害行為といった不測の事態を起こしたくない」。河野太郎行政改革担当相は二日、記者団にこう語った。加藤勝信官房長官も三日の会見で「輸送に関わる企業側からもいろんな意向が示されており、取材、報道は控えていただきたい」と続いた。
 閣僚二人が相次いで述べたとはいえ、政府内部で十分に議論した話ではなかったよう。河野氏の発言の場に同席していた内閣府政策評価広報課の猪口皓平氏は「会見での言葉以外、真意は分かりかねる。詳しい話の中身は知るところではない」と語るにとどまった。
 物資の輸送に関して政府が詳細な情報の公開を控えた例はある。東京五輪・パラリンピックを控え感染症の検査体制を強化しようと二〇一九年、エボラ出血熱などの感染症の原因ウイルスを輸入した...

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