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【将棋】藤井聡太二冠が朝日杯3度目V、準決勝で「魔王」渡辺名人、決勝は三浦九段破る

2021年2月11日 17時56分

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藤井聡太二冠

藤井聡太二冠

 藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=は11日、東京・有楽町朝日ホールで指された第14回朝日杯将棋オープン戦の準決勝で渡辺明名人(36)=棋王・王将=を138手、決勝で三浦弘行九段(46)を101手で撃破し、2018年の第11回、19年の第12回に続き2年ぶり3回目の優勝を飾った。8大タイトルを除く棋戦優勝回数は18年の第49期新人王戦、昨年の第28期銀河戦を含め5回となった。
◇ ◇
表彰式のインタビューで藤井二冠は「準決勝・決勝とも苦しい場面の長い将棋だったが、その中で開き直って勝負したのが結果につながった」と3回目Vを喜びながらも「内容を反省して次につなげていきたい」と気を引き締めた。
準決勝での大逆転劇が流れを呼び込んだ。朝日杯で渡辺名人と対戦するのは、最年少棋戦連覇を決めた第12回決勝以来。「魔王」の異名を取る最強棋士・渡辺名人としては昨年の棋聖戦五番勝負でも1勝3敗と苦杯をなめているだけに、意地を見せたいところ。相掛かりから後手・藤井二冠が横歩を取る激しい順を選択した時、渡辺名人が披露した新手がそれを物語っていた。
互いに深い研究に基づく見応えのある応酬が続き、期待通りの名勝負となるなか、藤井二冠の読みにない好手を放った渡辺名人が終盤優勢に。勝負あったかに見えたが、最後は相手を1手のミスも許されない局面に導く藤井二冠持ち前の勝負術がさく裂した。
準決勝で西田拓也四段(29)に勝利した三浦九段との決勝は、先手・藤井二冠が横歩取りを採用すると、序盤は三浦九段が用意の作戦で十分な展開に。それでも藤井二冠が渾身(こんしん)のカウンターを放つと、これまた早指し戦らしく二転三転の大激戦となったが、最後は再び藤井玉の生命力の強さが際立った。
朝日杯の準決勝・決勝は毎年、公開対局で行われているが、今年はコロナ感染防止のため無観客開催となった。

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