パッティングの力加減を知って悩み解消! ぜひお試しください

2021年2月11日 05時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
 今回はパッティングの片手ドリルと、クロスハンドグリップについて説明します。片手ドリルでは打つ時の力の入り具合や、それぞれの手の役割を意識することができると思います。また、クロスハンドでもパッティングの悩みを解消できることがあります。ぜひ、試してみてください。(取材・構成 堤誠人)

グリップ位置は普段通り

 片手で打つパッティングのドリルですが、まず右手1本でパットを打っていきます。片手で打つからといって適当に握るのではなく、普段と同じグリップの位置に右手が来るように、まずは両手で握り、そこから左手を外します。左手1本で打つ時も同じで、普段通りに両手で握り、そこから右手を外します。
 振る時に気を付けてほしいことは、手の力だけで振るのではなく、良いストロークができるようにクラブと体が一体になることを意識して振ることです。

左1本は左脇離れやすい

 右手1本で振った後は、左手1本で同じように振ってみます。特に左手1本の時は手の力が強くて、クラブと体が一体にならないと左脇が体から離れていきやすくなるので注意してください。
 片手ドリルの後、普段のように両手を添えてストロークする時に、右手を意識した方がストロークしやすい、左手を意識した方がストロークしやすい、または両手を均等に意識した方がストロークしやすいなど、自分の意識がどこにあると安定するのかを探しながら練習すると、ストロークもリズムも安定するようになります。

右手と左手を逆に握ろう

 次はクロスハンドグリップについてです。パットを打つ時に右手の力が強くなってしまったり、左脇が空きやすくなってしまったりする人にはクロスハンドグリップをお勧めします。
 右手と左手を逆に握ることによって左腕を長く使いやすくなりますので、右手の力を抑えることができるようになりますし、自然と左脇が締まった状態でストロークができるようになります。
 右手に力が入りすぎていることや、左脇が空いていることに悩んでいる方は、ぜひ一度、クロスハンドグリップを試してみてはいかがでしょうか。

【しのぶのひとりごと】

米ツアーでは会場に託児所

 尊敬する先輩プロのひとり、横峯さくらさんが無事に出産されました。アマチュア時代から大会に出る時などいろいろと面倒を見ていただき、大変お世話になりました。2009年に賞金女王を争ったことは、とても良い思い出になっています。
 今回、子どもを授かった時に連絡をいただきましたが、出産後はツアーに戻るとおっしゃっていて、女性としてもアスリートとしても本当にすてきなことだと感じます。
 私が米ツアーでプレーしていた頃、試合会場に託児所が用意されていることに驚いたことがありました。今後、お母さんになってからも競技を続ける選手が増えると、日本でもそのような環境になるかもしれません。
 いろいろな選択肢が増えることは良いことだと思いますし、女性が活躍できる環境が整うことはとてもうれしいです。
 お母さんとして試合に出場する横峯さんをみるのが、とても楽しみです。これからも、さらに横峯さんを応援していきたいです。

 ▼諸見里しのぶ(もろみざと・しのぶ) 1986(昭和61)年7月16日生まれ、沖縄県名護市出身。身長160センチ。ダイキン工業所属。おかやま山陽高を卒業後、2005年のプロテストに合格。06年にツアー初優勝し、09年には6勝を挙げ賞金ランキング2位と躍進した。国内メジャー大会3勝を含むツアー通算9勝。昨季限りでツアーの第一線から退いた。

取材協力 サンコーゴルフセンター(愛知県稲沢市奥田大沢町28の1) (電)0587(24)3535
(毎月第2・4木曜日の紙面に掲載)
PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ