本文へ移動

「浅電」全線 再現しきった 金沢市工生が鉄道模型 

2021年2月11日 05時00分 (2月11日 11時25分更新)
金沢市立工業高の生徒が手掛けた鉄道模型=北鉄金沢駅で

金沢市立工業高の生徒が手掛けた鉄道模型=北鉄金沢駅で

北鉄金沢駅で展示 各駅や鼓門、田んぼまで

 金沢市立工業高校の生徒が制作した北陸鉄道浅野川線の全線を再現した鉄道模型が、北鉄金沢駅(同市)に登場した。二十二日ごろまで展示する。始発駅の北鉄金沢駅と内灘駅から電車が発車すると、二年前に当時の生徒が音源を制作し、両駅で使われている発車メロディーが流れる仕組みだ。 (小佐野慧太)
 レール周辺に航空写真を貼り、沿線の主要な建物などが分かるようにしたほか、鼓門や田んぼを立体的に表現。実際の駅を忠実に再現し、北鉄金沢駅の手前で地下に下る構造にした。地下の駅構内の様子も、側面のアクリル越しに眺められるようにした。
 電車が北鉄金沢駅から出発すると金沢市歌、内灘駅から出ると内灘町歌が流れる。いずれも、二〇一九年に当時の三年生が音楽制作ソフトで編曲し、北陸鉄道に提供した曲だ。
 電気科三年の金本唯翔さん(18)は「実際に会ったことはないけれど、世代を超えて先輩たちと一緒に作り上げた作品だと思う。達成感があります」と話していた。
 同校の生徒は昨年にも、北陸鉄道石川線の鉄道模型を制作し、鶴来駅に展示した。今回は土台やジオラマ、回路プログラミングを電気科の生徒八人で分担。新型コロナウイルスによる臨時休校で前年より二カ月ほど制作が遅れたが、休日に登校するなどして完成させた。
 この日は、生徒たちが北鉄金沢駅を訪れ、改札前に模型を設置した。北陸鉄道鉄道部の河崎浩二部長は「浅野川線の全体像が一目でわかる力作。ぜひ多くの方に見てもらいたい」と喜んでいた。

関連キーワード

おすすめ情報