『マスドラ会』会長務めた森山周一郎さんファンの先頭に立ってげき 野球中継で“ドラゴンズ愛"語り過ぎ苦情も

2021年2月9日 22時25分

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森山周一郎さん

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 8日に肺炎のため亡くなった声優や俳優として活動した森山周一郎(もりやま・しゅういちろう=本名・大塚博夫=おおつか・ひろお)さんは、大の中日ドラゴンズファンとしても知られた。マスコミ関係者でつくる応援団「われらマスコミドラゴンズ会」(通称・マスドラ会)では2代目会長を2011年まで11年間務めた。その後も、ファンの先頭に立ってげきを飛ばし続け、同会の名誉会長として応援を続けた。
 愛知県・犬山高では外野手兼投手としてプロ野球選手を目指した。国鉄(現ヤクルト)、巨人で投手として通算400勝を記録し、ロッテの監督も務めた金田正一さんが率いる享栄商(現享栄高)にも勝利したという。2003年には「カネやんには今でも『犬山高は強かったなあ』と言われる」と話している。
 中日の秋季練習が同高で行われたこともあり、森山さんは西沢道夫さんら当時の主力選手を相手に投げたが、全てレフトオーバーされ「プロは無理。将来どうしよう」と野球の次に好きだった映画の道へ。しかし、応援スタイルは演技なしの真剣勝負だった。スタンドから周囲の客が振り向くほどの太い声で「もっとしっかり振れ!」と選手を叱咤(しった)したという。
 NHKが中継した05年5月3日の中日―ヤクルト戦にゲスト出演した際には、首位を独走していた"ドラゴンズ愛"を語り過ぎて「解説者をさしおいてあまりにしゃべりすぎ」などと同局に苦情電話が240件も殺到した"事件"もあった。
 マスドラ会現会長の平野市子さん(フリーアナウンサー)は「若い時はドラゴンズの選手になるのが夢だったけど、声と顔がいいから今の仕事になっちゃったと、笑いながら話していたことがある。個性ある人が多い会を、強烈な愛で引っ張ってくれました。ご冥福をお祈りします」としのんだ。

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