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桃の節句彩る ひなあられ 大野で製造、出荷ピーク

2021年2月9日 05時00分 (2月9日 09時37分更新)
桃の節句を前に、製造がピークを迎えたカラフルなひなあられ=大野市の吉村甘露堂で(山田陽撮影)

桃の節句を前に、製造がピークを迎えたカラフルなひなあられ=大野市の吉村甘露堂で(山田陽撮影)


 桃の節句を彩る「ひなあられ」の出荷が県内でピークを迎えている。大野市木本(このもと)の米菓製造販売「吉村甘露堂」では八日、従業員らが作業に精を出した。
 一九二九(昭和四)年創業の老舗。吉村文雄社長(54)によると、ひなあられは自然豊かな地元産のもち米と名水のまちの地下水を使用。赤、黄、緑、茶、白の五色にサラダ味としょうゆ味を加えた七種類のひなあられが楽しめる。赤色に赤大根、黄色と緑色はクチナシの花を使うなど着色も天然素材にこだわっている。
 出荷は昨年十二月二十日から始まっており、従業員らは割れたあられを取り除いて袋詰めする作業に励んでいた。製品は県内のスーパーマーケットなどで販売されており、今シーズンは約四万袋(一袋八十グラム)の出荷を見込んでいる。
 吉村社長は「コロナで外出自粛が続き、家族で過ごす機会が増えている。ひなあられを食べながら『おばあちゃんのときにこんな感じだった』など、会話を弾ませてほしい」と話した。 (山内道朗)

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