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外国人にライン防災情報 小松市国際交流協が多言語配信

2021年2月9日 05時00分 (2月9日 05時03分更新)
防災情報をベトナム語で配信するLINEアカウントの画面

防災情報をベトナム語で配信するLINEアカウントの画面

  • 防災情報をベトナム語で配信するLINEアカウントの画面
  • 「やさしい日本語」の画面。漢字にはひらがなのルビが振られている
  • ラインの配信画面を示す職員=小松市小寺町で

14日、登録会 やさしい日本語で説明も


 小松市国際交流協会(KIA)は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、外国人向けに多言語での防災情報の配信を始めた。ポルトガル語、ベトナム語、中国語、英語と、やさしい日本語に対応する五つのアカウントを開設した。地震や水害の発生や避難情報を提供する。14日に登録会を開き、利用を呼び掛ける。 (井上京佳)
 市は昨年六月、市民向けに災害の発生や避難情報を知らせる公式アカウントを開設。このラインで情報が入ると、KIAの担当者が、即時にメッセージを配信する。地震や津波、土砂災害の発生、河川の増水の警戒レベルを知らせる二十三種類のメッセージを各言語であらかじめ用意している。
 やさしい日本語では「避難勧告」を「にげてください」などと、平仮名でやさしい言葉で表示する。市内にはブラジル、ベトナム、中国人が多い。非登録者や別の言語を使う外国人にも伝わるよう、メッセージには「みんなにおしえてください」と添える。
 KIAは災害の情報は二〇一二年に開設したフェイスブックで配信していた。命を守る情報を母国語でより素早く届けられるよう、KIAの多文化防災部会がラインでの配信を企画した。一六年以降は外国人防災士の育成などにも力を入れ、外国語による配信は部会の外国人防災士ら約二十五人が担う。
 KIAは、防災ラインの普及に向け、登録ができるQRコード付きのチラシを作った。村上洋子副部会長は「非常時の情報を一人でも多く伝えるために、職場の技能実習生や近所に住む外国人に登録を勧めて」と話す。
 登録会は十四日午前九時半から、同市小寺町のKIAで、二十日午後一時からは小松サンアビリティーズで、三月十三日午前十時から第一地区コミュニティセンターである。(問)0761(21)2226

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