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43歳でスーパーボウル制したバッカニアーズQBブレイディ「また戻ってくる!」現役続行宣言【NFL】

2021年2月8日 18時40分

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バッカニアーズQBブレイディ(AP)

バッカニアーズQBブレイディ(AP)

 第55回スーパーボウル(SB)が7日(日本時間8日)米フロリダ州タンパで行われ、現役最年長の43歳QBトム・ブレイディに率いられたNFC王者バッカニアーズが、連覇を狙ったAFC王者チーフスに31―9で圧勝し、18季ぶり2度目の頂点に立った。NFL公式サイトなどが伝えた。ブレイディは自らが持つNFL記録を塗り替える7度目のSB制覇で、こちらも新記録となる5度目のMVPを受賞した。ブレイディが前半だけで3TDパスし、守備陣も試合を通じてTDを許さなかった。バ軍の本拠地はタンパで、史上初めてホームスタジアムでプレーしたチームだった。
 紙吹雪が舞う表彰式でブレイディがトロフィーを掲げた。満面の笑みで叫ぶ。「どうだ!」。20季プレーしたペイトリオッツから移籍して1年目で、7度目のスーパーボウル制覇と5度目のMVP。自らの最多記録を2つとも塗り替え、「The GOAT(Greatest Of All Time=史上最高選手)」の伝説に新たな1ページを加えた。
 「すばらしい1年だった。みんな、このチームは勝てると信じていた」。圧巻は前半終了間際だった。第2クオーターの残り55秒。自陣29ヤードで攻撃権を得ると、的確なプレー選択で次々にパスを通す。チーフスの反則も絡んで敵陣1ヤードに迫り、最後は残り6秒でWRブラウンへの1ヤードTDパス。わずか49秒間のTDで21―6と一気に試合の流れを決定付けた。
 NFLではQBが移籍1年目で結果を出すのは難しいとされる。戦術が複雑で、チームの作戦を記した「プレーブック」は電話帳ほどの厚み。攻撃の全プレーにかかわるQBが1年で精通するのは至難な上、チームメートの動きのクセも知る必要があるためだ。しかも今季はコロナ禍で練習期間が不足していた。
 だが、誰よりも長くプレーし、誰よりも多く勝ってきたブレイディは、その壁を突き破った。バッカニアーズ一筋のWRエバンズは「トム(ブレイディ)が来たから、俺たちは勝負できるチームになった。どんなチームでもそうできる人なんだ」と絶賛した。
 試合後、来季について問われたベテランQBは「俺たちはまた戻ってくる!」と宣言した。引退するつもりはない。ブレイディは、44歳になる来季もNFLのど真ん中で輝き続ける。

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