7保健所で相談対応 滋賀県が対策本部

2020年1月30日 02時00分 (5月27日 04時34分更新)
 新型コロナウイルスによる肺炎の国内外での感染拡大を受け、滋賀県は二十九日、関係機関との連絡調整を図る対策本部を設置した。現在、県内で感染者は確認されていないが、患者の発生や感染拡大に備えて、県内七つの保健所で相談に応じる。 
 中国の武漢市への渡航歴がない奈良県の男性の感染が確認されたことを受けて、県薬務感染症対策課には同日、相談などの電話が三十件近くあった。武漢市や中国の他の都市から帰国した人や関係者から、対応についての問い合わせがあったという。
 対策本部の会議では、各課が対応状況を報告。商工観光労働部からは、県内の観光業者への影響について「徐々にキャンセルが出始めているという話も聞き、全容把握に努めている」と説明。国際課は、湖南省に滞在している県内企業の従業員の状況確認を、引き続き行っていくとした。
 三日月大造知事は「過剰に心配することなく、インフルエンザと同様に予防策を講じてほしい」と述べ、手洗いやアルコール消毒、マスク着用を呼び掛けた。
(芳賀美幸)

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