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「森喜朗氏は会長の座を降りないかも」と英紙が分析 理由は「恥」を感じていないから…

2021年2月8日 13時10分

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東京五輪組織委の森喜朗会長

東京五輪組織委の森喜朗会長

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」と発言し、辞任も否定。英紙フィナンシャル・タイムズは、7日までに「東京五輪会長の国家的な性差別主義の恥」と見出しを打ち、分析した。
 「世論は非難ごうごうでも、森会長は最終的に会長の座を降りないかもしれない。その理由は、国家的規模で報じられている“恥”を、彼自身は個人的に感じていないと思われるからだ。問題は『恭順と長寿礼賛』に守られた環境下で、根底に性差別主義が存在していることだ」
 森会長が「面白おかしくしたいから聞いてるんだろ」と逆ギレした謝罪会見などから、同紙は「彼は自分自身の信念を曲げたわけではない。信念を公の場で声高にしゃべったことを“後悔”しているだけだ」と推測し、「この馬耳東風ぶりは、彼より小さな権力の男でさえほとんど反論されることがないという、日本の男性社会にこびりついている“恭順のまゆ”の産物だと見る向きもあれば、日本語の『クウキヨメナイ』そのものだと言う人々もいる。要は、彼の発言は人格というよりもマナーや外交術不全の発露なのだろう」と報じた。
 また、同紙は日本のソーシャルメディアで「恥」という単語が飛び交っている一方、日本の権力構造では、一線を越えた権力者を排除し、自浄作用を働かせることはできないと指摘。さらに「今回の問題を国際メディアが即座に、かつ大々的に取り上げていると知った日本の人々は恥ずかしがり、後ろ指を指される人物が日本を代表する存在となっていることに困惑している」と、同情して伝えた。
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