【石川】謎解きは卒業の前に 小中高にゲーム無償提供

2021年2月8日 05時00分 (2月8日 09時56分更新)
卒業謎の無償提供を呼びかけるポスター=金沢市安江町で

卒業謎の無償提供を呼びかけるポスター=金沢市安江町で

  • 卒業謎の無償提供を呼びかけるポスター=金沢市安江町で

◇ 金沢の謎屋珈琲店
校舎回って 思い出つくって

 謎解きは思い出とともに−。金沢市と東京都文京区に店を構えるミステリーカフェ「謎屋珈琲(コーヒー)店」が、小中学校や高校の卒業生限定の謎解きゲーム「卒業謎」を無償提供する。コロナ禍で学校行事が縮小されたが、思い出の詰まった校舎で最後の思い出をつくってもらおうという試みだ。(堀井聡子)
 前後の言葉から法則を読み取って答えを導き出したり、視点を変えたり。正解に必要なのは、知識ではなくひらめき。謎屋珈琲店が制作するのは、そんなわくわくする謎ばかりだ。
 卒業謎は、問題用紙を複数の教室などに張り出し、密にならない少人数のグループで協力して解く。正解が分かったら別の場所で問題を解き、全ての答えがそろうと最後の謎に挑戦できる仕組み。
 ゲームを開催したい教職員や生徒会など学校関係者が、店ホームページの専用フォームから申し込むと、問題と答え、ヒント、運営マニュアルのデータが届く。あとは問題などを各校で印刷するだけ。参加者がスマートフォンで解答を入力したり、ヒントを見たりできる専用ウェブページも開設し、最小限の運営人数で開催できるようにした。
 企画したオーナーの郷司(ごうじ)峰義さん(39)は「『なんで今年の卒業生になっちゃったんだろう』と不運に感じている児童生徒は多いはず。それはかわいそう。『今年の卒業生でよかった』と思ってほしい」と語る。卒業謎は今年限りとし、来年以降は行わないという。
 開催期間は今月十五日から三月三十一日まで。三月二十三日まで申し込みを受け付ける。一月末から店のホームページなどで告知したところ、既に東京都や石川、福岡、千葉各県から申し込みがあった。郷司さんは「休校で登校日数も少なかった。謎を解きながら、最後に学校を隅々まで回ってほしい」と話した。
◇卒業謎の提供が申し込めるホームページ

関連キーワード

PR情報