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70歳まで就業、企業に努力義務 4月施行、キャリアどう描く?

2021年2月8日 05時00分 (2月8日 05時00分更新)
 希望する人が七十歳まで働けるよう、企業に努力義務を課す改正高年齢者雇用安定法が、四月に施行される。労働力確保や年金など社会保障制度の担い手を増やすことが目的で、既に一部の企業ではシニアの雇用が進む。「七十歳まで働く時代」が目前に迫る中、働き手はどういうキャリアを築きたいのか、老後の生き方も含めてしっかり練ることが必要になりそうだ。 (熊崎未奈)
 「若い人と一緒に働き、社会に参加している感覚がある」。化粧品・健康食品会社ファンケル(横浜市)の川口幸子さん(67)は笑顔を見せる。
 子育てを終え四十七歳で契約社員として入社。六十五歳で定年を迎え、現在は「アクティブシニア社員」という身分で、客の注文などに応じるコールセンターのスタッフ育成を担う。仕事の内容は定年前とほぼ同じ。ただ、勤務は週四日、一日七時間半に減らした。「休みが増えて私生活の時間も確保でき、今が一番充実している」という。
 同社は二〇一七年、希望すれば、定年以降も時給制のパート社員として、年齢の上限なく働ける制度を導入した。就労日数や時間は体力や家庭の事情に応じて決めることができ、一年ごとに契約を更新。一月時点で、六十五〜七十一...

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