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高梨沙羅が今季初勝利で通算58勝目 前戦スーツ規定違反で失格「悔しさをばねに」【ジャンプW杯】

2021年2月7日 07時49分

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今季初勝利を挙げ、歴代最多の通算勝利数を58に伸ばした高梨沙羅=ヒンツェンバッハで(共同)

今季初勝利を挙げ、歴代最多の通算勝利数を58に伸ばした高梨沙羅=ヒンツェンバッハで(共同)

【ベルリン共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は6日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第6戦(ヒルサイズ=HS90メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)が90メートルの飛躍を2回そろえ、合計238・4点で今季初勝利を挙げ、歴代最多の通算勝利数を58に伸ばした。
 丸山希(明大)は自己最高に並ぶ6位に入り、岩渕香里(北野建設)は21位。勢藤優花(北海道ハイテクAC)はスーツの規定違反で失格となった。伊藤有希(土屋ホーム)は予選落ちした。
 ヒルサイズに達する大ジャンプをそろえ、高梨が今季初めて表彰台の中央に立った。5日の第5戦でスーツの規定違反により失格となったショックを振り払い、過去6勝と相性の良さを感じていた会場で躍動。また一つ勝利を積み重ね「率直にうれしい。悔しさをばねに飛んだ」と笑った。
 5日も6日も予選を首位通過。1回目は緩い向かい風をしっかり捉え、飛距離換算で2位に約1・5メートル差をつけた。重圧の中で迎えた2回目も90メートルに着地。飛距離は直前に飛んだ2位のクリジュナル(スロベニア)に0・5メートル劣ったが、0・4点差で逃げ切り「飛ぶごとに内容が良くなっている」と手応えを深めた。
 2シーズン前の開幕3連戦。2戦目で同じくスーツの規定違反で失格となり、翌日の試合で11位に沈んだ。しかし今回は「やるべきことを続けていくしかない。気持ちを切り替えて飛んだ」と成長を示した。
 女子のW杯が始まった2011~12年シーズンから10季連続で勝利を挙げているのは高梨だけ。模索するジャンプの方向性が「ようやく見えてきた」とうなずく24歳。頂点を狙う今月下旬開幕の世界選手権へ、弾みをつけた。

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