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【石川】七尾湾周辺 珍鳥今冬も アメリカコハクチョウ1羽確認

2021年2月6日 05時00分 (2月6日 10時03分更新)
七尾湾近くの田んぼで越冬するアメリカコハクチョウ(中)=石川県七尾市田鶴浜町で(時国公政さん提供)

七尾湾近くの田んぼで越冬するアメリカコハクチョウ(中)=石川県七尾市田鶴浜町で(時国公政さん提供)

 石川県七尾市の七尾湾近くの田んぼで、北米北部や北極圏などに生息するアメリカコハクチョウが越冬している。環境省希少野生動植物種保存推進員の時国公政(ときくにこうせい)さん(79)=同市大津町=が確認し、撮影した。時国さんは「能登で姿を見られるのはごくまれ。北極圏などから日本に飛来するコハクチョウの群れに迷い込んで来たのだろう」と話す。(稲垣達成)
 時国さんによると、アメリカコハクチョウはくちばしの大部分が黒く、黄色い部分が少ないのが特徴。二日に同市田鶴浜町の田鶴浜野鳥公園近くの田んぼで、コハクチョウ約百五十羽に交じって、稲穂をついばんでいる一羽を見つけた。
 七尾湾周辺では昨冬も、時国さんが越冬するカップルとみられる二羽を確認した。時国さんは「今年は子も連れて三羽以上で飛来すると期待していたが、どこかではぐれてしまったのでは」と推測。「貴重な鳥が毎年能登に来るように、豊かな自然環境を守っていきたい」と語った。
 三月初旬には北へ帰るとみられる。コハクチョウは警戒心が強いといい、時国さんは「遠くから観察してほしい」と呼び掛けている。 

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