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襲撃の被告側「扇動され、裏切られた」 米議事堂事件1カ月

2021年2月6日 05時00分 (2月6日 05時01分更新)
1月6日、米ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃するトランプ支持者ら=AP

1月6日、米ワシントンの連邦議会議事堂を襲撃するトランプ支持者ら=AP

 【ニューヨーク=杉藤貴浩】トランプ前米大統領の支持者による連邦議事堂襲撃事件から六日で一カ月。議事堂への不法侵入罪などで起訴された男(33)の代理人が本紙の取材に応じ、「事件の原因は支持者を扇動したトランプ氏にある」などと訴えた。男は事件後、同氏に裏切られたと困惑しているという。
 男は、頭に二本の角をつけて顔を塗り、毛皮をまとった姿で議事堂に乱入したジェイコブ・チャンスリー被告。トランプ氏を悪と戦う救世主とする極右陰謀論「Qアノン」の熱烈な信奉者だった。事件後に逮捕、起訴された。
 代理人のアルバート・ワトキンス弁護士によると、被告は地元の西部アリゾナ州から事件直前にワシントンであったトランプ氏の支持者集会に参加。同氏の「ここにいる全員がまもなく議事堂に行進し、歴史が作られる」といった演説を「国を救うための大統領からの招待」と感じたという。
 ワトキンス氏は被告について「トランプ氏に陶酔していた。(乱入を)呼び掛けた同氏に恩赦されると思っていた」と指摘した。
 だが、トランプ氏は元側近らを恩赦したのみ。チャンスリー被告は現在「何が起こっているんだ」と不安を漏らしているといい、ワトキンス氏は...

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