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スーパージャンボ狙いに隼人大池へ 強風に苦戦も予想外にウキが動いた

2021年2月5日 05時00分

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最後にダブルヒットした中の1匹。スーパージャンボではなかったが、背が張った美ベラで、また記憶に残る1匹となった

最後にダブルヒットした中の1匹。スーパージャンボではなかったが、背が張った美ベラで、また記憶に残る1匹となった

 低水温、低活性の状況で繊細な釣りになることが多い今の時期だが、大好きな大型を狙った春の野釣りの練習も兼ね、あえて「スーパージャンボ」と呼ばれる尺半オーバーの良型を求めて埼玉県白岡市の隼人大池へ釣行。難しい釣りになることは覚悟の上で狙い澄ました価値ある一匹を手にすべく餌を打ち始めたところ、待っていたのは予想外にウキが動き、次々と魚が顔を出す意外な展開。結果的に「スーパー」級は現れなかったが、40センチクラスもポツポツ交じり、型にも数にも恵まれる釣行となった。 (マルキユーテクニカル 戸井田祐一)

◆風避けられる西向き40番で午前中2時間

 向かった釣り場は「スーパージャンボ」と呼ばれる超大型が釣れることでもよく知られている管理釣り場の隼人大池だ。今回のターゲットは、まさにその「スーパージャンボ」。
 選んだ釣り座は、水深が浅いために日差しを受け、水温とともに活性が上がりやすい旧池の道路側のマス、西向きの40番。この時期にはありがたい風除けのネットが西側と北側に張られており、10メートルの強風予報が出ていた当日は、その恩恵に預かれるエリアであったことも選択理由の一つだ。
 釣り方は両グルテンの底釣り。この時期、数を狙うのであれば、池の外周に釣り座を構えて段差の底釣りを選択するのがセオリーだが、今回の狙いはあくまでも「スーパージャンボ」。食い気を出して回遊してきた超大型を一匹でも仕留めるべく、ばっ気装置の流れを受ける底質のよさそうな沖のポイントを狙い、21尺の竿を継ぐ。
 午前7時過ぎ、上バリトントンにタナを設定しスタート。ジャミか本命か、カラツンだったが、なんと第1投からアタリが出る。その後もサワリや小さなアタリがみられる投もあり、普段とは違ったアタリだしの早い展開となった。

◆軽いハリに変更後に初ヒット厚みある40センチ超

 午前8時、試しにハリを軽めのものに変更したところ、1匹目がヒット。厚みがあってヌルが強い、コンディションのいい40センチオーバーがトルクのある引きを楽しませてくれた。さらに次の投でも、さっきよりもやや小ぶりなサイズがヒット。思いのほか、アクティブな釣りの1日となるのだろうか、と期待を持ちつつ、その後も毎投のようにアタリがあり、午前9時前までに3匹を追加した。
 ところが早くも風が強くなり、竿が振りにくくなってきたため、より風を遮ることのできる対岸、18番の釣り座へ移動することにした。

◆活性の高さに「数も欲しい」ハリ変更ズバリ

 竿を振ってみたところ、今までとほとんど変わらないエリアに餌を打つことができたので、そのままのタックルで続行。打ち始めて15分ほどで連チャンでヒットするなど、相変わらず好調だ。想定外の活性の高さに「数も稼ぎたい」との欲が生じ、カラツンを減らしてヒット率を高めるべくハリを重めのものに変更。しばらく様子を見たが、フワフワするだけで落とさず、ウキの動きはどんどんおとなしくなる方向に。ハリのサイズは元に戻したが、風が弱まるとともにウキもさらに動かなくなってしまった。
 約1時間後、餌のブレンドを変えてみると、1投目でヒット。ウキも徐々に動くようになり、20分ほどで2匹を追加した。
 ハリの選択をもう少し煮詰めるべく、セッサの4号を中心に前後のサイズや重さを試すと、当日の状況とタックルのバランスに最も合っていたのはバラサの4号。今ひとつ釣りが決めきれない場合、餌に手を加えることが多いと思うが、ハリを変えると簡単に答えが得られることがあるので、打つ手に迷ったらぜひ実践してみてほしい。
 昼ごろからさらに風が強まったせいか、単なる時間帯の問題か、ウキの動きが一気に沈静化。刺激を与えるために餌に「粒戦細粒」をまぶしたり、ハリスの長さを変えて下バリを大ズラシにしてみたり、目先を変えると1発でヒットするものの、その後が続かない。
 餌を地底に置いていても興味を示す様子はなく、日が陰る14時ごろからは、その兆候がより顕著になってきたため、魚にアピールするタイミングを長めに取るようにハリスを伸ばしたが、大きな変化はみられなかった。
 納竿となる15時半間際、試しに30センチほど沖目に仕掛けを投入してみると、久々のアタリ。重々しい引きに「やっとスーパージャンボのお出ましか」と慎重に上げると、なんとリャンコ。わずかな投点の違いが釣果に直結したのを目にして、やはり底釣りはポイントが最も重要だということを改めて認識させられ、合計14匹の釣果で竿をたたんだ。
 今回釣行した隼人大池は季節風にも強く、短竿の宙、底、長竿の宙、底と、いろいろな釣りができ、その釣りに合わせたサイズが顔を出す釣り場。今回紹介した釣り方はプレッシャーの高い混雑した日には、よりスーパージャンボに出会える確率が高い狙い方なので、価値ある一匹を手にしたい人はこの機会にチャレンジしていただきたい。
<当日のタックル>
【竿】 21尺(シマノ・飛天弓 閃光L)
【道糸】 0.8号(サンライン・奏)
【ハリス】 上下0.4号(サンライン・奏)40センチ/50センチ→30センチ/45センチ→45センチ/55センチ
【ハリ】 上下 セッサ4号→バラサ4号→セッサ5号→バラサ3号→バラサ5号→バラサ4号(オーナーばり)
【ウキ】 旭舟「爛」六番 ボディ12センチ パイプトップ
餌落ちは全11目盛中、7目出し

◆決め打ちしない!

<釣行日の餌使い> 両グルテンの釣りだったが、最初から決め打ちするのではなく、寄せを意識した開きのいいものとじっくり待てるしっかりしたタッチのものを用意して反応をチェックするようにしたい。それぞれの中で軽いものと重いものも試せればベストだ。当日はやや軽めの開くタイプが合っており、最終的には「新べらグルテン」50ccに「グルテン5」を50cc混ぜ、水100ccで仕上げたもの。
 餌持ち加減は練って調整し、ウキの動きが弱くなったときには上バリに「粒戦細粒」をまぶして使用した。

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