名古屋市、卒業式を一転実施へ 保育園や学童保育は開所

2020年2月28日 13時40分 (5月27日 04時33分更新)
 名古屋市教委は28日、中止の方針が示されていた市立小中高校などの卒業式について、一転して感染症対策を取った上で実施する方針を決め、各校に通知した。中止方針は河村たかし市長が27日夜、報道各社に明らかにしていた。
 安倍晋三首相は27日、休校の要請方針を示す発言の中で卒業式などについて「感染防止措置を講じたりするなど万全の対応を取ってほしい」とし、条件付きで開催を容認する姿勢を示していた。
 河村市長は事実上の方針転換について、安倍首相の発言に触れながら「趣旨に従って、工夫しながらやれるようにしたらどうかと言った」と述べた。市教委の担当者は「非常に大切な行事と考えており、再度、実施の可能性を探った」としている。
 市教委の通知は、式典の時間短縮や出席者の制限などの感染防止策を例示し「万全の体制」を取った上での実施を求めている。
 式は高校が3月2日、中学校が3日、特別支援学校が12日、幼稚園が16日、小学校が19日の予定。子どもや教員らに感染者が出た場合は、その学校の式典を中止する。いずれも2日から休校が決まっており、式典の日以外は休みとなる。
 この日午前に開かれた市危機管理対策本部会議では、保育園と学童保育について3月2日以降も開所する方針を確認した。市観光文化交流局が主催するイベントも3月15日まで延期か中止とする。

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