北海道知事「緊急事態宣言」 外出自粛要請

2020年2月29日 02時00分 (5月27日 04時33分更新)
 北海道内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、鈴木直道知事は二十八日夕の北海道感染症危機管理対策本部会議で、同日から三週間に集中的に対策を講じるとして「緊急事態宣言」を発表し、道民に対して二十九日と三月一日の週末二日間の外出自粛を要請した。知事は二十九日に東京で安倍晋三首相と面会し、政府が道内を「重点対策地域」に指定して感染防止策を集中実施するよう要望する。
 自治体の首長が住民に外出自粛を要請するのは異例。知事は会議後の記者会見で「道内は全国で最も患者が多くなり、症状が軽い人からの感染拡大の恐れがある。まず週末にできるだけ外出を控えてもらい、感染拡大のスピードを抑えたい」と述べた。
 緊急事態宣言や外出自粛要請に法的な根拠は無いと説明。仕事などで必要がある人の外出や、商業施設の営業などの規制はなく、「お願い」であることを強調した。
 緊急事態宣言の期間は二十八日から三月十九日まで。道は期間中、国の支援を受けて感染拡大防止策を集中的に実施する。北見市内で感染者六人が濃厚接触していたケースなど道内で集団感染を疑われる例が見つかっていることから、感染経路の解明に力を入れるほか、道民への注意喚起を行う。

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