ディズニー、USJ休園 愛知でも休館、中止相次ぐ

2020年2月29日 02時00分 (5月27日 04時33分更新)

東京ディズニーランドを訪れる人たち。東京ディズニーシーとともに29日から臨時休園する=28日午後、千葉県浦安市で

 オリエンタルランドは二十八日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、運営する東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(千葉県浦安市)を二十九日から三月十五日まで臨時休園すると発表した。両パークの長期間の休園は二〇一一年の東日本大震災直後の三~四月以来初めて。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)も同期間に臨時休園する。
 ディズニーランドとディズニーシーの営業再開は三月十六日を予定しているが、関係する行政機関と協議して、改めて決定する。グループ会社が運営するホテルやモノレールは営業を続ける。既に入園日を指定して購入したチケットや休園中に有効期限が切れるチケットは払い戻しや期限延長に応じる。

◆ファンら「残念」 急きょ来た人も

 臨時休園が決まった東京ディズニーランドと東京ディズニーシー。ファンからは「残念だけど仕方ない」などとあきらめや早期再開を求める声が上がった。休園を知り急きょ訪れた人の姿もあった。
 休園前最後の営業日となった二十八日午後、最寄りのJR舞浜駅周辺では、キャラクターのかぶり物に白いマスク姿の来場者や学生の姿が目立った。
 東京都港区の四十代女性会社員はやや戸惑った様子だったが「当初は来週遊びに来る予定だった。これだけ流行しているので仕方ない」と理解を示した。ニュースで休園を知り、来たという千葉県四街道市の男性は「(休園は)必要だと思うけど少し悲しい。早く終息して再開してほしい」と話した。
 一方で予定がキャンセルとなった人も。日曜日の三月一日に同級生と遊びに行く予定だったという同県内の男子中学生(13)は「楽しみにしていたのにすごくがっかり」と悔しがった。同級生とは「また開園したら行こう」と話したという。

◆レゴランドなど休園

 名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」の運営会社は28日、レゴランド・ジャパンと水族館「シーライフ名古屋」を29日から3月15日まで臨時休園すると発表した。「レゴランド・ジャパン・ホテル」は通常通り営業を続ける。

◆リニア・鉄道館を休館

 JR東海は28日、同社が運営する「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)を29日から3月17日まで臨時休館すると発表した。今後の感染状況や政府の方針などに応じて、休館期間を延長する可能性があるという。

◆豊橋ハーフマラソン中止

 愛知県豊橋市は28日、3月29日に市内で開く予定だった「第11回穂の国・豊橋ハーフマラソン」(市、中日新聞社など主催)を中止すると発表した。市などによると、大会要項に基づき参加料は返金しないが、参加賞などは送付する。

◆名古屋のコンサートも

 名古屋市東区の徳川美術館と同市西区のトヨタ産業技術記念館で、3月7日にそれぞれ予定されていた「国際音楽祭NIPPON2020」(中日新聞社など共催)のミュージアム・コンサートは、開催中止が決まった。主催する企画会社「ジャパン・アーツ」が28日発表した。入場券の払い戻しは、3月5日から4月7日まで購入窓口で応じる。
 詳細は同音楽祭の公式ホームページで案内する。問い合わせは公演事務局=電052(678)5310=へ。

◆百貨店は営業縮小

 大丸松坂屋百貨店は28日、名古屋・栄の松坂屋名古屋店、豊田店(愛知県豊田市)など全店について、3月3~24日の毎週火曜日の計4日間を臨時休業日にすると発表した。
 名古屋・名駅のジェイアール名古屋高島屋は2日から24日まで閉店時間を1時間繰り上げ、午後7時までに短縮する。3日から開く予定だった「春の大北海道展」も中止した。隣接する「高島屋ゲートタワーモール」も同期間は閉店時間を午後9時から午後8時に変更する。
 名鉄百貨店は2日から24日まで本店(名古屋・名駅)と一宮店(愛知県一宮市)の営業時間を午前10時から午後6時までに短縮する。
 名古屋三越栄店(名古屋・栄)と星ケ丘店(名古屋市千種区)は2日から13日の平日のみ、午前11時から午後7時までに営業時間を短縮する。

◆免許失効に救済策開始

 警察庁は28日までに、新型コロナウイルス感染や感染疑いで運転免許証が失効した場合、通常の更新時と同じ手続きで免許を再取得できる救済策を決めた。医師の診断書は必要なく、自己申告だけで可能。既に全国で運用が開始されている。

◆車検証の有効期間延長

 国土交通省は28日、自動車の車検証に関し、有効期間が2月28日から3月31日までの車両について、全国を対象に一律4月30日まで延長すると発表した。最長で約2カ月の延長となる。
 道路運送車両法に基づく措置。同様の対応は過去に地震や台風の被災地で実施したが、災害以外では初めて。

◆飲酒検査は感知器使用

 感染防止対策として、警察庁は28日までに、飲酒取り締まりの際に現場の警察官がドライバーの呼気を臭いで直接確認せず、必ず簡易型のアルコール感知器を使用するよう全国の警察本部に指示した。

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