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中村屋、脈々と 祖父、父の芸 歌舞伎座・二月大歌舞伎

2021年2月4日 16時00分 (2月4日 16時00分更新)
それぞれの舞台衣装の写真を前にした(左から)中村長三郎、中村七之助、中村勘九郎、中村勘太郎 (c)松竹

それぞれの舞台衣装の写真を前にした(左から)中村長三郎、中村七之助、中村勘九郎、中村勘太郎 (c)松竹

 東京・歌舞伎座の「二月大歌舞伎」第三部は十七代目中村勘三郎の三十三回忌追善として、ゆかりの2演目が上演される。時節柄、オンラインでの取材で孫の中村勘九郎(39)は「(コロナ禍で)大変な時期ですが、少しでも日常を忘れて楽しんでいただけるよう、心の栄養になるようつとめさせていただきます」と意欲を見せた。 (山岸利行)
 十七代目勘三郎は立役(たちやく)、女形など幅広い芸域で生涯八百役以上をつとめギネスブックにも登録された名優。二月は勘九郎、七之助(37)兄弟、勘九郎の長男勘太郎(9つ)、次男長三郎(7つ)らが舞台に立つ。
 「三十三回忌追善は父(十八代目勘三郎)がやると思っていた。追善ができる喜びと感謝の気持ちで一生懸命やります」と話す勘九郎。祖父との思い出について「僕が『盛綱陣屋(もりつなじんや)』の小三郎で初お目見得(めみえ)(一九八六年、歌舞伎座)した時、(舞台で)座る位置が悪いことで鬼のように怒られ、楽屋の押し入れに逃げ込んだことがある」と語り、「普段は優しく、皆さんから愛されていて、それが芝居にも現れていると思う」。七之助は「生の記憶はないが、先輩方の話などを聞くと腹を抱えて笑うエ...

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