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紀伊國屋書店 ロフト 無印良品 西武福井新館から本館へ 

2021年2月4日 05時00分 (2月4日 09時38分更新)
今月末に向け、新館と本館で実施中のサンクスセール。新館のテナントや婦人服ブランドは本館に集約される見通しだ=福井市の西武福井店新館で

今月末に向け、新館と本館で実施中のサンクスセール。新館のテナントや婦人服ブランドは本館に集約される見通しだ=福井市の西武福井店新館で

 来月以降に営業 改装工事本格化

 今月末で閉鎖となる福井市の西武福井店新館の主力テナント「紀伊國屋書店」「ロフト」「無印良品」が、三月以降も本館で営業することが分かった。新館と本館双方の店舗やテナントの集約に向け、西武側は年明けから本館の改装工事を本格化。三月中旬のリニューアルオープンを目指す。一方、新館については、所有する不動産会社「順栄興産」(福井市)が、二〇二二年春をめどに商業ビルとして再開する方針だ。 (北原愛)
 新館は地上六階地下一階で、売り場面積九千平方メートル。旧パルビルを改装し、一九九九(平成十一)年にオープンした。現在は喫茶、リラクセーション、手芸用品なども含めて計十のテナントが入居。本紙の取材に対し、ロフト(東京都)の広報担当者は「三月十二日に六階でオープンする」、紀伊國屋書店(同)は「七階で営業を継続する」と回答した。無印良品を展開する良品計画(同)は「営業継続に向け、西武と協議中」と話した。
 新館、本館共に今月末まで「サンクスセール」を実施中。本館各階ではパーテーションで売り場を区切るなどして、並行してリニューアル準備を進めており、あちこちに「売場改装中につきご迷惑をおかけしております」との張り紙が。大野仁志店長は「春には西武福井店が生まれ変わる」と意気込む。二〇年二月に全面改装計画を公表した八階レストラン街もオープンに向けて大詰めの段階という。
 新館の活用について、順栄興産の黒川俊彦社長は「なるべく空白期間を設けたくない。テナントを募り、商業ビルとして再開したい」と話す。原状回復やオープンに向けた改装工事後、すぐにでも再開したい考え。しかし、コロナ禍という逆風の中、北陸新幹線県内開業やJR福井駅西口の通称「三角地帯」の再開発ビルの完成が二四年春と一年遅れが決定。出店交渉には厳しい状況だ。
 新館閉鎖は、そごう・西武の親会社「セブン&アイ・ホールディングス」が一九年十月に打ち出したグループ各社のリストラ策の一環。近年の業績不振が理由となった。

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