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雪の中 春見〜つけた 大野の啓翁桜出荷

2021年2月4日 05時00分 (2月4日 09時36分更新)
雪景色の中「啓翁桜」の咲き具合を確認し、出荷に備える今村さん=3日、大野市矢で

雪景色の中「啓翁桜」の咲き具合を確認し、出荷に備える今村さん=3日、大野市矢で


 早咲きの桜として知られ、切り花用で人気の「啓翁桜(けいおうざくら)」の出荷が大野市内で進んでいる。雪景色が広がる同市矢の農家、今村進さん(78)方では立春の三日、温室で開花した淡いピンク色の花やつぼみの状態を確認する作業に追われていた。
 十年ほど前から、十アールの畑で百五十株を栽培。約四メートルの木から剪定(せんてい)した枝を〇・七〜一・二メートルの長さに整えた後、一八〜二〇度に調整された温室で二週間ほど置いて開花を促す。昨年末からの積雪で枝折れなどの被害があり、出荷量は例年の半分ほどの見込み。今村さんは「今年は気温が低く花が日持ちする。一足早い春の気分を味わって」と話していた。
 作業は三月中旬まで続き、計二千本の出荷を見込んでいる。市シルバー人材センターの「ねんりんの里」各店や平成大野屋(同市元町)などで販売される。 (写真・文 山田陽)

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