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七尾西湾 渡り鳥見頃 田鶴浜野鳥公園 越冬のカモ次々

2021年2月4日 05時00分 (2月4日 10時15分更新)
田鶴浜野鳥公園ビジターセンターから観察できるオナガガモの群れ

田鶴浜野鳥公園ビジターセンターから観察できるオナガガモの群れ

  • 田鶴浜野鳥公園ビジターセンターから観察できるオナガガモの群れ
  • 屋根に草花を植えるなど野鳥が飛来しやすいように工夫した2階建てビジターセンター=七尾市の田鶴浜野鳥公園で
  • 田鶴浜野鳥公園ビジターセンター2階の眺望。大型双眼鏡(右手前)も設置され野鳥をじっくり観察できる

資料や写真ふんだん
大型双眼鏡でくっきり

 県内有数の野鳥観察スポットで知られる七尾市田鶴浜町の田鶴浜野鳥公園では、越冬のため飛来しているカモ類などが多く見られ、観察シーズン真っ盛り。七尾西湾が見渡せる場所に双眼鏡も設置され、野鳥をじっくり観察できる。種類を見分ける資料として過去の写真やイラスト、珍しい種をとらえた貴重な写真なども掲示してあり、野鳥観察の醍醐味(だいごみ)を堪能できる。 (室木泰彦)
 七尾西湾は野鳥が多く、公園に二階建てビジターセンター(野鳥観察台)が設置されている。米英の研究者の助言で屋根に草花を植えたほか、センター周囲に池や木々、植栽を配置し野鳥が飛来しやすい環境を整えている。海に面する側は透明窓越しに眺望でき、肉眼で多数の野鳥が海面で過ごす様子が見える。窓際に設置された大型双眼鏡を使えば、野鳥の羽の模様やくちばしの形状など種の違いもしっかり確認できる。
 センターは一年中使えるが、野鳥が多い冬季は絶好の観察期。特に多いカモ類は十五種ほど観察できるといい、センター近くにはオナガガモが群れでいる姿が目立つ。名の通り尾が長く、雄はくちばし側面が青灰色で羽も灰色、雌は全体に褐色で黒褐色の斑紋がある特徴なども分かる。
 管理に関わる環境省希少野生動植物種保存推進員の時国公政(こうせい)さん(79)=同市大津町=は、コロナ禍のため複数人で訪れた場合は密にならないよう努め、一定時間滞在する際は窓を開けるなど換気も徹底するよう呼び掛ける。ただ、海に面する側の窓を開けると警戒した野鳥が飛び去るため、配慮も求めている。

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