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短距離走で瞬発力、長距離走でスタミナの養成を

2021年2月3日 05時00分

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 【質問】中学軟式クラブの投手です。学校の部活では陸上部に入っていますが、短距離と長距離のどちらを走るのがいいのか教えてください。 (東京都文京区 N君=中2)
 【答え】このところ、野球選手のランニングについての議論が盛んですが、今日はこれまでの経験をもとにお答えします。野球は、攻守どちらにも「走る」動作があり、走ることは絶対に必要です。短距離走も長距離走も、それぞれが野球技術の基礎をつくるための重要なトレーニングになります。短距離走で鍛える瞬発力と、長距離走で身に付くスタミナを養成しましょう。詳しく説明します。
 (1)瞬発力は、速い球を投げることと関係があり、投手にとって、とても大切です。速筋線維(速く動くための筋肉)に刺激を送る短距離走で鍛えられます。(2)スタミナのもとになるのは遅筋線維です。ゆっくりと時間をかけて長距離走をするほかに、インターバル走をするのもいいでしょう。中学生は50メートルを全力で走って、ジョギングで戻って呼吸を整えてから再び50メートルを走る、を繰り返します。20メートル、30メートルも取り入れると瞬発系のトレーニングにもなります。(3)回復力を高めるには、練習後にゆっくりとした有酸素運動を30分以上行うのが効果があるといわれています。酸素を筋肉に送り込むことで、疲労のもとになる乳酸を分解します。練習後には、軽いランニングをしてください。家に帰ってから、お風呂につかって血行を良くすれば、より効果的で、いい睡眠がとれます。(慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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