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邪気払う音響かせ 静岡浅間神社で節分祭 

2021年2月3日 05時00分 (2月3日 05時00分更新)
「おにやらぼう」を戸に見立てた板にたたきつける神主とみこ=静岡浅間神社で

「おにやらぼう」を戸に見立てた板にたたきつける神主とみこ=静岡浅間神社で

 静岡市葵区の静岡浅間神社で二日、市無形民俗文化財の節分祭があった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で恒例の豆まきは中止になったが、ウメやヤナギの若枝を結わえた「おにやらぼう」で鬼を払う「追儺(ついな)神事」が大拝殿で催され、神主らが疫病退散などを祈った。
 神主ら十五人が参加。神主とみこが、打ち鳴らされる太鼓や鉦(かね)、天井からつられた大きな鈴とともに、おにやらぼうを戸に見立てた板に何度も打ち付け、大きな音を立てて邪気を追い払った。
 同神社によると、おにやらぼうは「鬼払い棒」がなまった呼び方。江戸時代には、神社で追儺神事が始まると、その音を聞いた市中の人々が豆をまき、戸板をたたいて鬼を払ったとされる。
 同神社の桜井豊彦宮司(74)は「鬼とともにコロナがいなくなって、元いた日常に戻れるよう願っている」と話した。 (板倉陽佑)

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