東京感染確認、最多63人 新型コロナ

2020年3月29日 02時00分 (5月27日 04時33分更新)
 千葉県と船橋市は二十八日、同県東庄町(とうのしょうまち)の障害者福祉施設「北総育成園」で、二十~八十代の入所者二十六人と、職員三十二人の計五十八人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。東京都は同日、一日当たり最多となる六十三人を確認した。首都圏での感染拡大が顕著になった。
 県によると、二十七日に同園に勤務する四十代女性の感染が確認されたため、入所者と職員を検査し、さらに五十七人の陽性が判明した。陽性となった人のうち、入所者には全員発熱などの症状があったが、職員三十二人のうち二十六人には症状がなかった。重症者はいない。二十九日以降、症状がない入所者ら約五十人も検査を行う。
 県と施設の設置主体の船橋市によると、北総育成園は一九七四年に開設された知的障害者向けの入所施設。社会福祉法人さざんか会が管理運営している。定員七十五人。
 県や千葉市によると、二十八日に県内では感染者の一人が死亡、同園のほかに四人の陽性が判明した。
 一方、都内で判明した六十三人には六歳以下の幼児一人も含まれており、重症者は一人、感染経路が不明なのは二十三人、海外への渡航歴があったのは三人だった。二十九人は感染者が多発している永寿総合病院(台東区)と関連があった。同病院に入院し二十五日に陽性と判明していた都内在住の五十代男性が感染による肺炎で死亡したことも明らかにした。
 同病院で亡くなったのは二人目。同病院での感染は計六十九人となった。
 都内の感染者は合計で三百六十二人となった。二十七日までの三日間も連続して四十人台で推移し、増加傾向が続いている。

◆国内累計2434人 死者65人

 国内では二十八日、新たに百九十九人の新型コロナウイルス感染が確認され、感染者はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員やチャーター機による帰国者を含め二千四百三十四人となった。感染者が一日で百人を超えたのは二日連続。千葉県の一人と東京都の五十代男性、兵庫県の七十代男性が亡くなり、死者は六十五人となった。

関連キーワード

PR情報