「あんどん」ネット販売へ 浜松の専門店

2021年2月2日 05時00分 (2月2日 10時54分更新)
 祭り用品販売の加茂江(かもえ)屋(浜松市中区)が、天竜産のスギと和紙を使ったあんどん「濱燈(はまあかり)」を製作した。新型コロナウイルス感染拡大で昨年の浜松まつりが中止となり、売り上げ減に苦しむ中、新たな収益源にしようと開発。クラウドファンディング(CF)サイト「マクアケ」で11日から4月11日まで割引価格で先行販売する。
 あんどんは高さ30センチ、奥行き、幅各13センチ。レーザー加工機で杉板を麻の葉などの形にカットし、周りに阿多古(あたご)和紙を張った。明かりにはやまと興業(浜北区)が製造した発光ダイオード(LED)を使用。通常価格は1万7000円。家紋や屋号を焼き入れることもできる(追加料金が必要)。旅館の客室用や、外出を控えて自宅でくつろぐ人らの利用を想定している。
 同店は昨年の売り上げが前年の1割にまで激減。マスク不足の昨年春には、祭り用の肌着の布地でマスクを作って販売した。店主の佐藤和宏さんは「今年の浜松まつりは凧(たこ)揚げだけの見通しで、厳しい状況は続くだろう。和の雰囲気を感じながらリラックスしてもらいたい」と話した。 (木造康博)
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