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畔柳だけじゃない!中京大中京・原主将が「言葉よりも行動」でチームまとめる【センバツ】

2021年2月2日 06時00分

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練習に励む原(同校提供)

練習に励む原(同校提供)

◇センバツ連載「春に光れ!」第1回・中京大中京・原尚輝三塁手
 第93回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)に出場する32校が決定した。中部地区からは東海・北信越大会のそれぞれ上位2校が順当に選ばれ、21世紀枠からは三島南が初の出場を決めた。今年の入場曲は「パプリカ」。歌詞にも登場する“いちばん星”のように光る活躍が期待される各チームの注目選手を全5回で紹介する。
 組織力の高さを武器にする今年の中京大中京(愛知)。そんなチームに欠かせない存在が原尚輝主将(2年)だ。「言葉よりも行動」をモットーに抜群の統率力でチームをまとめ、試合でも強力打線で不動の4番を務めている。
 「今年は、昨年にも負けない組織力がある。センバツの目標は、チームとしては日本一。個人としては4番としてチームを勢いづけられるよう結果にこだわりたい」
 高橋宏斗(中日)や中山礼都(巨人)らを擁して28戦全勝だった前チームを引き継ぎ、当初は「自分が主将でいいのか」と戸惑った。それでも前主将の印出からの言葉を胸に、少しずつ自分の役割を把握。誰よりも声を出すなど言動でチームをまとめた。
 「『形だけのキャプテンになるな』と言っていただいた。チームを前向きにするには言葉ではなく行動が大事。今は自分が引っ張るんだという気持ちでやっている」。無敗世代と比較される中、個の力ではなくチームとして戦うことを重視。ミスのない守備連係や戦略的な攻撃の中心となり、前チームと同じく東海地区の秋の王者に導いた。
 主将としてはセンバツ出場の立役者となった昨秋だが、自身の打撃には不満を口にする。12試合で打率3割1分1厘、5打点と決して悪い成績ではないが「初球から振っていくのが自分の持ち味なのに、積極的な打撃ができなかった」と反省。春に向け、バットを振り込む日々を続ける。
 センバツでは、中学時代に中日本選抜でともに戦ったプロ注目の智弁学年・前川右京や大阪桐蔭・田近介人(ともに2年)らとの対戦を熱望する。特に昨秋の練習試合で敗れた智弁学園に対しては、「自分は打てず、前川は打ちまくっていた」といい「次は自分が打ちまくってやり返したい」と雪辱に燃える。
 無敗でありながら、コロナの影響で頂点を争うことさえできなかった先輩たちのためにも春の頂点は悲願だ。そのためにも春夏の甲子園通算で歴代最多の133勝を誇る名門の底力を中心となって高めていく。
 ▼原尚輝(はら・なおき) 2003(平成15)年6月4日生まれ、名古屋市港区出身の17歳。172センチ、78キロ、右投げ右打ち。港西小1年からプリンスジュニア港で野球を始め、宝神中では名古屋緑ボーイズでプレー。中学3年で中日本選抜に選ばれた。中京大中京では1年秋に背番号5でベンチ入り。新チームでは主に4番・三塁で出場。

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