愛知や東京行き、自粛を 8都道府県対象、三重県知事が呼び掛け

2020年3月30日 16時00分 (5月27日 04時33分更新)
 新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、三重県の鈴木英敬知事は三十日、患者が増えている東京、愛知などを含む八都道府県への不要不急の出張や訪問を控えるよう、県民に呼び掛けた。
 ほかの対象は大阪、北海道、千葉、兵庫、神奈川、埼玉。東京都では二十九日、一日では最多となる六十八人の感染が確認、隣県の愛知県では同日現在で全国で四番目となる百六十七人の感染者を出すなど、都市部を中心に集団感染が一層広がっている。自治体名を明示したことについて、鈴木知事は「直近で患者が増えており、感染経路が不明なケースも出ているエリア」と説明した。
 また、四月一日から新年度を迎え、入学や就職、転勤などで人の移動が増えることも指摘。「新年度を迎える今週は、感染拡大を防止する上で正念場になる。可能な限り代替の手段を検討してほしい」と協力を求めた。
 一方、八都道府県から三重県内に来る人については、「『来ないでください』ということはない」と説明。ただ、長野県などで首都圏から帰省者の感染が確認されていることから、不要不急の外出自粛と健康状態に注意するよう求めた。
 愛知県の大村秀章知事は二十七日の段階で、先週末の東京への不要不急な移動の自粛を県民に要請。県内の移動については、自粛する状況ではないとの認識を示している。
 岐阜県は、可児市の合唱サークルなど三つの集団で新型コロナウイルス感染のクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、二十七日に古田肇知事が「警戒水準を一段引き上げる」と述べ、県内外を問わず不要不急の外出を控えることを求める県民向けのメッセージを出した。

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