名古屋で二つのクラスター終息傾向 厚労省対策班が分析

2020年3月31日 02時00分 (5月27日 04時33分更新)
 名古屋市は三十日、市内で発生した二つのクラスター(感染者集団)について、厚生労働省の対策班による分析結果を発表した。スポーツ施設クラスターは「ほぼ終息」、福祉施設クラスターも「終息に向かいつつある」と判断した。
 二十九日現在の感染者百十七人のうち、市内初の確認例となったハワイ帰りの夫婦に端を発するスポーツ施設クラスターは二十八人に広がったが、三月中旬以降は新たな発生例がない。
 二月末から感染が判明した福祉施設クラスターは、市南東部のデイサービス施設を中心に七十三人に拡大。現在は利用者ではなく家族や職員の感染が散発的に確認されているが、二週間の臨時休業を終えたデイ施設が順次再開したため、市の担当者は「新たなクラスター発生がないか注視している」と述べた。
 厚労省のクラスター対策班は福祉施設での発生例が顕在化した六日から二週間、名古屋市内に常駐。市当局と情報交換して封じ込め対策に当たっていた。

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