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吉永一貴、地元で全種目制覇 平昌五輪で悔しい思い「北京はしっかり頑張る」【冬季国体スピードスケート】

2021年1月31日 20時01分

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成年男子500メートル決勝で1位となった吉永一貴

成年男子500メートル決勝で1位となった吉永一貴

 愛知冬季国体最終日のスピードスケート・ショートトラックは31日、名古屋市の日本ガイシアリーナで、成年・少年男女の各500メートルなどが行われ、2018年平昌五輪代表の愛知・吉永一貴(21)=中京大=が500メートル、5000メートルリレー(愛知)を制し、前日の1000メートルと合わせ全3種目で優勝した。
 愛知県尾張旭市出身の吉永が、地元開催の国体で狙い通り全種目を制覇した。「しっかり勝ててよかった。目標としていたので、ホッととしている」。五輪やW杯といった世界の大舞台を踏んできても、「地元の友達も多く見てくれている」と大会特有の雰囲気にはいつもより緊張していた。
 「県を背負って戦うことは重大だなと。今までにない感じで新鮮な感じも。プレッシャーはあったけど、しっかり戦えたかな」。緩めた表情に充実感がにじんでいた。
 今季はコロナ禍でW杯などの国際大会が軒並み中止となった。国内大会もほとんどない中、今大会には国内有力選手が集結。今季2戦目の吉永は「試合勘を取り戻す機会」と位置づけて臨んだ。
 前日(30日)の1000メートルはまだ後続の動きを察知できない鈍さがあった。しかし、この日の500メートル決勝は3番手から前をうかがい、競り合う前走2人がもつれた一瞬の隙を見逃さなかった。「予想の展開とは違ったけど、レース中に組み立て、うまくいけた」。レースを重ねることでよみがえってきた勝負勘を示す滑りとなった。
 日本スケート連盟は、世界選手権(3月、オランダ)への選手派遣を取りやめた。吉永は、欧州選手権を見て「自分も戦いたい」と高まった気持ちを北京五輪に向けて切り替える。「前回(平昌五輪)すごく悔しい思いをしたので晴らしたい。自分を信じたいと思っているので、北京オリンピックはしっかり頑張りたい」。世界での実力を今は確かめられなくても、培ってきた力を信じて前を向く。

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