足底が「締め付けられる」違和感も…前田穂南は自己ベスト2位「粘りは収穫」【大阪国際女子マラソン】
2021年1月31日 19時53分
大阪国際女子マラソン(長居公園発、ヤンマースタジアム長居着の42.195キロ)が31日にあり、東京五輪代表の一山麻緒(23)=ワコール=が2時間21分11秒で優勝。同じく五輪代表の前田穂南(24)=天満屋=は2時間23分30秒の自己ベストで2位だった。
2019年9月の五輪選考会・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)以来のマラソンとなった前田穂南は14キロ手前で先頭から遅れたが、気持ちを切らすことなくペースを保ち、自己ベストを18秒縮めた。
「前半速いペースで押して走れたこと、最後粘っていけたことは収穫になる」。レース後には一定の満足感を示した。天満屋の武冨豊監督によると、前田はレース中、両足の足底に「締め付けられたような」違和感を感じていた。アクシデントに見舞われながらの2位は地力の高さの証しだ。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今大会前には恒例の米国での高地合宿をすることができず、調整も試行錯誤した。武冨監督は「五輪前には米国で合宿をやりたい」と感染状況の好転を願った。
関連キーワード
PR情報