【女子マラソン】五輪代表の一山麻緒が大会新でVも悔し涙「日本記録、それだけのために出た」途中で失速
2021年1月31日 14時52分
大阪国際女子マラソン(長居公園発、ヤンマースタジアム長居着の42・195キロ)が31日あり、東京五輪代表の一山麻緒(23)=ワコール=が2時間21分11秒の大会新で優勝した。同じく五輪代表の前田穂南(24)=天満屋=は2時間23分30秒の自己ベストで2位だった。
レースは先頭で男性ペースメーカーが日本記録ペースを刻み、一山と前田の2人がついていく展開となった。14キロ手前で前田が脱落。一山も24キロ過ぎでペースダウンしたが、粘りの走りでトップを守った。
一山は優勝インタビューで涙をにじませ、「日本記録、それだけのために出た。今は悔しい」と反省しきり。狙っていた日本記録(2時間19分12秒)の更新を逃し、夏の五輪本番へ課題も残った。
今大会は新型コロナウイルスの感染対策のため、従来の市街地コースから長居公園内の周回コース(15周)に変更された。
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