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田中将大1度目の入団会見は「決め球も体力面もグサリ」野村克也監督“公開ボヤキ”を受ける異例の会見

2021年1月30日 16時24分

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2006年入団会見に臨む田中将大(左)右は当時監督の野村克也氏

2006年入団会見に臨む田中将大(左)右は当時監督の野村克也氏

 8年ぶりに日本球界に復帰した楽天の田中将大投手(32)=ヤンキースからFA=が30日、東京都内で三木谷浩史オーナー(57)や石井一久監督兼GM(47)らと入団記者会見する。田中にとっては駒大苫小牧高から高校生ドラフト1位で指名された2006年12月16日以来、楽天での2度目の入団会見。当時は野村克也監督の“公開ボヤキ”を受ける異例の晴れ舞台だった。
 場所は仙台市内のホテル。「ハンカチフィーバー」に湧いた夏の甲子園で早実・斎藤佑樹(現日本ハム)のライバルとして全国区の知名度を誇った田中をはじめとして、社会人1巡目・永井怜(東洋大)や3巡目・嶋基宏(国学院大)、5巡目・渡辺直人(三菱ふそう川崎)ら後の主力が顔をそろえた新人入団会見には、130人の報道陣が押し寄せた。
 そこで始まったのは、まさかの展開。ノムさんのボヤキだった。「スライダーのキレは素晴らしいものを持っている。ただ、田中くんには失礼かもわかりませんけど、ボールになるスライダーがプロでも振ってくれるのかと思いました」。まずは高校球界では無双状態だった決め球にグサリ。さらに、「高校生は体がまだ発育期。常識的にはもっと成長しないと。新人はほとんどの選手が育成のレベル」と体力面にも“ダメ出し”した。
 ただ、田中の対応力はすでに高校生離れしていた。「(制球の甘さは)自分でも分かっていたことなので。今の時点では通用すると思っていない」と厳しい指摘を受け入れ、「いずれは日本球界を代表する投手になりたい」と宣言した。
 翌2007年のルーキーイヤー。田中は球団史上初の新人2桁勝利となる11勝、リーグ4位の196奪三振をマークし、新人王を受賞。ノムさんの“先制口撃”を見事に結果ではね返した。

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