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長考合戦制した藤井聡太二冠「常に難しい将棋」前人未踏5期連続Vへ次戦広瀬八段【竜王戦ランキング戦】

2021年1月30日 06時00分

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藤井聡太二冠

藤井聡太二冠

 藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖=は29日、大阪市の関西将棋会館で指された第34期竜王戦2組ランキング戦1回戦で阿久津主税八段(38)を93手で破り、前人未到のランキング戦5期連続優勝へ向け好発進を決めた。2回戦では竜王経験者の広瀬章人八段(34)と対戦する。
 盤上は先手・藤井二冠が横歩取りに進めると、互いに読み応えのある局面が続き、夕食休憩までに39手しか進まない長考合戦に。そんな中、相手の手を見切って間合いを一歩ずつ詰めていく藤井二冠の指し回しが風格十分。徐々にペースを握ると、最後はそのまま押し切った。消費時間は藤井2冠4時間58分、阿久津八段4時間49分。終局は午後10時4分だった。
 対局後「常に難しい将棋だった」と振り返った藤井二冠。「これからも強い相手と対局するが、一局一局、集中していい内容の将棋にしていきたい」と言葉を継いだ。一方、阿久津八段は「少しずつジリジリ来られて苦しくなった」と無念の表情を浮かべた。
 ランキング戦ではデビュー以来、6組から3組まで4期連続Vを飾り、本局で21連勝となった藤井二冠。このまま無敗を続け、今期こそ本戦で豊島将之竜王(30)=叡王=への挑戦権を獲得したいところだ。15人が参加する2組は、1、2位が本戦に出場できる。
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