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370軒が移転対象 飯田のリニア用地交渉、ヤマ場

2021年1月29日 05時00分 (1月29日 09時47分更新)
 JR東海が事業主体となり進めているリニア中央新幹線建設事業。県内唯一の駅が建設される飯田市では、地権者との用地交渉がヤマ場を迎えている。市が整備を進めている代替地では、コロナ禍などによる日程の遅れはあったが、今年五月ごろからは一部で住民の移転が可能となる見通し。経済効果や地域活性化が期待され、伊那谷にとって「千年に一度の好機」とも言われるリニア開通を前に、街の姿が変わろうとしている。
 リニア本線や駅の建設、駅周辺整備や国道拡幅工事などが計画されている飯田市。県や市によると、住宅や事業所約三百七十軒が移転対象となっている。
 駅建設や駅周辺整備などが計画されている上郷・北条地区では、約百軒が移転対象。田畑が入り交じる静かな住宅地で、多くの住民が日常生活を続けているが、ところどころに、すでに移転して更地となった土地も見られる。市によると、約七十軒でまだ移転先が決まっていない。
 市は駅周辺の六・五ヘクタールで、駅前広場や駐車場などを整備する計画。二〇一九年に策定した基本設計では、伊那谷らしさを表現する木格子の大屋根を設けることも盛り込んだ。
 品川−名古屋間の二七年開業を目指して進めてきたJR...

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