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【冬季国体フィギュア】松生理乃が初優勝でジュニア3冠 「ここまでの成績を残せるとは思っていなかった」

2021年1月28日 15時58分

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フィギュア少年女子、1位となった松生理乃(愛知)のフリーの演技=代表撮影

フィギュア少年女子、1位となった松生理乃(愛知)のフリーの演技=代表撮影

◇28日 愛知冬季国体第2日、フィギュアスケート・少年女子フリー(名古屋市・日本ガイシアリーナ)
 ショートプログラム(SP)1位の愛知・松生理乃(16)=中京大中京高1年=は124・87点を出し、合計188・42点で初優勝を飾った。ジュニアの大会としては全日本ジュニア選手権、全国高校選手権に続く3冠を達成した。
 冒頭の3回転フリップ、続くダブルアクセル(2回転半ジャンプ)は減点される内容となったが、そこから立て直した。松生自身も優勝を狙う重圧の中で気持ちを切り替えられたことをこの日の収穫に挙げた。
 「昨シーズンは最初の方に失敗してそのまま崩れる試合があったけれど、自分でしっかり、ちゃんと立て直して演技できたのは成長した部分だと思うし、自信につながる」
 前滑走者の吉田陽菜がトリプルアクセルを成功させる好演技を披露したことが、大きな重圧となったと言う。「落ち着いて、落ち着いて。いつも通りやれば大丈夫」。そういい聞かせて演技に入った。
 練習の虫でもある松生は練習で失敗すると、そのまま終わらせるのを嫌う。納得できるまで何度も何度も繰り返す。前日もSPが終わると、高校のリンクに戻り、ジャンプの確認などに2時間近くを費やした。
 「寝る前にショートとフリーの演技をイメージし、いい演技をしてから寝ている」。ちょうど1年前に始めたイメージトレーニングのルーティンも奏功したのだろう。基礎点が1・1倍になる後半の3回のジャンプは全て着氷した。
 今季はNHK杯3位、全日本選手権4位とシニアでも好成績を残し、大きく躍進した。「今シーズンの成績はびっくりすることの方が多い。上を目指してやってきたけど、ここまでの成績を残せるとは思っていなかった。いいシーズンだった」。最も心に残る大会は、前年の悔しさを晴らせたという全日本ジュニアを挙げた。
 今季は3月開催予定の愛知県選手権が最後の大会となる。「どの試合も大きなミスなく終えることができたのは、メンタルが強くなっているからだと思う。来シーズンはそこをさらに強化し、ジャンプもステップも強化したい」。松生は北京五輪イヤーとなる来季に向け、トリプルアクセルの習得に取り組んでいる。

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