香川真司が加入するギリシャ1部PAOKとは…18~19年にはリーグV、昨季は2位 新監督が獲得を熱望
2021年1月27日 21時10分
サッカーのギリシャ1部リーグ、PAOKは27日、元日本代表MF香川真司(31)の獲得を発表した。香川は昨年10月にスペイン2部リーグのサラゴサを退団後、所属クラブが決まっていなかった。クラブ公式ホームページによると、1年半契約で、背番号はドルトムント(ドイツ)時代から慣れ親しんできた「23」に決まった。
香川はクラブの公式インスタグラムで「たったいま、契約書にサインした。スタジアムでプレーするのを待ち切れない。すぐに会えるよ」とファンに向けてメッセージを送った。
PAOKは現在勝ち点36の4位。昨季はリーグ2位だったが、今季の欧州チャンピオンズ・リーグは予選で、欧州リーグは1次リーグでいずれも敗退した。昨年10月に解任されたフェレイラ前監督に代わって就任したチームOBのパブロ・ガルシア監督(元ウルグアイ代表MF)がチーム再建の軸として、香川の獲得を熱望。香川をトップ下や右MF、右ウイングとして起用し、得点源として期待しているという。
◆PAOK(パオク) 1926年創立。本拠地は北部テッサロニキのトウンバスタジアム(2万8703人収容)。過去3度のリーグ優勝を誇り、直近は2018~19年シーズン。ギリシャ・カップは7度で、18~19年シーズンまで3連覇を果たしている。18年3月、審判団の判定を不服として、サビディス会長が銃を手にピッチに乱入する前代未聞の事態を起こしたことで知られる。チームエンブレムには「双頭の鷲」が描かれている。
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