首相「9月入学含め検討必要」 補正予算案今夜成立

2020年4月30日 16時00分 (5月27日 04時32分更新)
 安倍晋三首相は三十日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大を巡り、学校の九月入学制導入に関し「九月入学も含め、さまざまな選択肢を検討していく必要がある」と述べ、前向きな意向を重ねて示した。「欧米では九月だ」とも指摘し、今後の学校再開の議論を見極めながら検討する考えを強調した。
 質疑後、感染拡大に対応する二〇二〇年度補正予算案が可決され、三十日夜に参院本会議で可決、成立する見通しだ。
 萩生田光一文部科学相は休校の長期化に関し「必要最小限度の教育活動を段階的に開始するのが重要だ」と語り、五月一日までにガイドラインを公表する方針も示した。
 首相は補正予算案に盛り込んだ中小企業などへの「持続化給付金」に関し「今日予算が成立したら、明日から申請してもらい、最も早い人では五月八日から手元に現金をお届けしたい」として、積極的な活用を訴えた。
 国民民主党の森裕子氏は持続化給付金について「一回きりの給付なのか」と指摘。首相は「この状況が長く、深刻になっていけば、状況に対応して果断に決断したい」と将来的な追加給付の可能性に改めて言及した。
 感染を調べるPCR検査数が依然として少ないとの批判に対し、首相は「目詰まりや地域ごとの差がある。地方と一緒に努力を重ねたい」と述べるにとどめた。加藤勝信厚生労働相は「反省しなければならない」とした。

関連キーワード

PR情報

新型コロナ(ニュース)の最新ニュース

記事一覧