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優勝の原動力は『ロン毛イクメン』野球選手として“異例”の「育休取得」フタバ産業の主砲・尾西捕手

2021年1月27日 06時00分

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長髪が特長の尾西捕手(フタバ産業)

長髪が特長の尾西捕手(フタバ産業)

◇中スポ杯軟式新春選抜リーグ(第15日・26日・パロマ瑞穂野球場)
 25日に3年ぶりの優勝が決まっていたフタバ産業は1―1で小林クリエイトと引き分けた。4番打者で攻守の要を務め、優勝の原動力となった尾西広基捕手(29)=九州共立大=が2安打などで活躍した。
 ロン毛のイクメンがチームを引っ張った。フタバ産業の尾西は肩まで伸びた長髪にメッシュを入れた髪形がトレードマーク。口ひげもたくわえてマスク越しにはいかついイメージだが、目元は穏やかである。
 プレースタイルはがむしゃらだ。この日はファウルフライに4度飛びつき、1つはがっちり捕球した。打っては2安打。得点にこそ結びつかなかったが、4番打者としてチームメートを勇気づけた。
 チームの3年ぶり優勝の功労者は前回大会では選手登録すらされていなかった。尾西は一昨年の12月から昨年3月までの4カ月間、育児休暇をとっていた。一般社員なら珍しくないケースだが、野球選手としては極めて異例である。尾西は育休奨励の見本として社内報で紹介された。
 「選手はみんな快く休ませてくれました。会社からは育休をとりやすい環境をつくったと褒めてもらえました」と尾西。正捕手不在の穴は若い松瀬が頑張ったものの、入社7年目の尾西は相手選手の特徴を知り尽くしており、マスクをつけた2戦目以降の7試合を計3失点で切り抜けて存在感を発揮した。
 柴田亮輔監督(33)は「攻守で尾西らしい仕事をしてくれた。これで会社にいい報告ができます」と喜んだ。

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