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光明山古墳の魅力を発信 浜松市がパンフレット配布

2021年1月27日 05時00分 (1月27日 05時03分更新)
光明山古墳の魅力を伝えるパンフレット=浜松市役所で

光明山古墳の魅力を伝えるパンフレット=浜松市役所で

 浜松市は、昨年三月に国史跡に指定された光明山古墳(天竜区山東)を紹介するパンフレットを作製し、二十六日から配布を始めた。市内の美術品や史跡などを紹介する「浜松の文化財」シリーズの第一弾。フルカラーで古墳の復元図や写真を掲載し、魅力を発信していく。 (坂本圭佑)
 市文化財課によると、光明山古墳は全長八十三メートルの市最大の前方後円墳。五世紀後半から六世紀初めに造られたとされる。市は二〇一八年に発掘調査し、保存状態が良好であることや、墳丘の頂上や中段に埴輪(はにわ)が並べられていたことなどを確認した。
 パンフレットでは主にこうした調査内容を収録し、地図や復元図などを交えて古墳の概要を説明。埴輪は円筒形と上部が広がった朝顔形が出土したといい、写真も紹介した。被葬者は明らかになっていないが、埴輪には渡来系の技術が用いられていたことなどから「倭(やまと)王権と結び付きを持ちつつ、渡来系の技術を積極的に導入する中で独自性も発揮し、指導力を発揮した新興の首長と考えられる」と解説した。
 市文化財課の担当者は「パンフレットを見て実際に現地を訪れていただくなど、文化財に興味を持ってもらうきっかけとしたい」と話した。
 A3判二つ折りで、五千部を配布。市文化財課や市地域遺産センター(北区、二十九日まで臨時休館)、市博物館(中区)、天竜区まちづくり推進課で配布する。市ホームページでもダウンロードできる。

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