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初場所Vの大栄翔「上を目指してこれからも」 地元・埼玉は大盛り上がり…活躍続けば県民栄誉賞も【大相撲】

2021年1月26日 06時00分

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初優勝から一夜明け、オンライン会見で笑顔を浮かべる大栄翔(日本相撲協会提供)

初優勝から一夜明け、オンライン会見で笑顔を浮かべる大栄翔(日本相撲協会提供)

 大相撲初場所で、初優勝した西前頭筆頭の大栄翔(27)=追手風=が千秋楽から一夜明けた25日、埼玉県草加市の追手風部屋からオンラインで会見。喜びの心境と大関を目指す意気込みを語った。現行制度となった1909年以降では埼玉県出身の力士として初めて賜杯を手にし、埼玉県スポーツ協会が会長特別賞の表彰を検討するなど周囲も大いに盛り上がっている。
 会見での表情はさすがに柔らかかった。土俵上では険しい表情で突いて果敢に前へ出る相撲を貫いたが、初優勝から一夜が明けたこの日だけは違う。大栄翔からは時折、笑顔もはじけた。
 「幕内最高優勝は自分の中で夢のまた夢。自分的にテレビの中の話。いざ自分がするとは考えられなかったです」
 3大関をはじめ役力士7人を総なめ。後半戦で2敗したものの、最後は経験したことない重圧をはねのけて、賜杯を手にした。反響は大きく、祝福の連絡やメールは400件ほど届き、「改めて幕内最高優勝はすごい影響力、すごいことと実感しました」と驚いた。
 現行制度となった1909年以降では初めての埼玉県出身力士の優勝とあって、埼玉県スポーツ協会は『埼玉県スポーツ賞 会長特別賞』の表彰の検討に入った。速やかに選考委員会に書面で決議を取る予定で、受賞は確実。同賞は埼玉県にゆかりがあり、世界や日本を代表する大会で活躍した人や団体に送られる。
 角界からは埼玉栄高出身の貴景勝や豪栄道が受賞。他競技では陸上の設楽悠太やバドミントンの奥原希望などが名を連ねる。他にも出身地の朝霞市は急きょ、市役所の1階にパネルなどの展示コーナーを作った。県も2度目の優勝など今後の活躍次第で、県民栄誉賞の授与などを検討する可能性を否定しなかった。
 「あまり体重を増やしすぎてもいけない。体重を維持しながら、筋肉をさらに付けたい」という大栄翔は、「もちろん上を目指して、これからも頑張ってきたい」と口元を引き締めた。初優勝という夢はかなえた。次なるターゲットは大関だ。

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