【愛知】オンライン学習支援、導入発表 全県立高、6月開始へ

2020年5月13日 02時00分 (5月27日 04時32分更新)
 大村秀章知事は十二日、新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校の長期化を受けて六月から、全ての県立高校と特別支援学校計百八十校の生徒と児童を対象に、リクルート社のオンライン学習支援サービス「スタディサプリ」を導入すると発表した。六月一日の利用開始を目指し、各校に準備を促す。
 スタディサプリは小学四年~大学受験の学習を支援する。各科目にレベル別の講座があり、動画は計四万本以上。県教委によると、ほかにも同様のサービスはあるが、講座の多様さやわかりやすさ、情報セキュリティー面などを比較し、スタディサプリを選んだ。
 県内では既に、保護者の負担で十一の県立高がスタディサプリを導入している。これらの学校の生徒や、個人でスタディサプリを利用している児童・生徒は契約内容の切り替えが必要となる場合もあるため、県教委は対応を検討する。
 サービス導入により、臨時休校で生じた授業の遅れを補い、再び感染が拡大した際にも有効利用する。来年三月まで無料で、生徒と児童計約十二万六千人が授業動画を自由に、繰り返し視聴できるようにする。
 個人のスマートフォンや家庭のパソコンでの利用を想定している。経済的な事情で端末などがない子どもには、県教委がタブレット端末や通信用のモバイルルーターを貸し、通信料も負担する。
 県立校の教諭側は、授業を補う課題などとしてスタディサプリの講座を選び、自宅での取り組みを指示できる。オンライン上で子どもたちの学習状況を確認できるため、理解度の把握にも役立つという。
 県教委は、関連事業費七億円を補正予算案の一部として二十七日の県議会臨時会に提案する。
 (伊藤隆平)

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