【愛知】花き生産者に20万円 県が応援金支給

2020年5月14日 02時00分 (5月27日 04時32分更新)
 新型コロナウイルスの感染拡大で冠婚葬祭や宴会の自粛が相次ぎ、出荷調整を余儀なくされている花き業界の支援策として、愛知県は、販路の開拓に県が協力する新たな仕組みを導入することを決めた。参加した生産者に応援金二十万円を支給する。
 同県はキクやバラなどの花き産出額が全国一位。刺し身に添える「つまもの」も特産で、大葉の出荷量は全国シェアの七割を占める。
 支援策では、新たに花の装飾を取り入れる福祉施設や、つまものを使ったメニューを考えている食品会社などを県が募集。生産者は、利用を申し出た事業者に花やつまものを無償で提供し、新たな需要喚起のきっかけを探る。県は、無償提供した生産者に対し、一律二十万円の応援金を支給する。
 応募は、十八日~六月末の間に、一回二十万円相当分をまとめて受け入れることが条件。花ではキクやバラ、カーネーションなど、つまものは大葉や穂じそ、食用花などを対象とする。県は事業費を約五億円と見込んでいる。
 関係者によると、こうした花やつまものは主に結婚式や葬式、高級料理店の料理で使われ、愛知県から東京や大阪などに多くが出荷されている。県内の生産者は二千四百戸に上る。

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