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<追う> 鳥羽市、4離島で遠隔診療実証調査

2021年1月25日 05時00分 (1月25日 05時00分更新)
神島航路に欠航便が出たため、鳥羽市本土で待機する小泉さん。端末で患者の情報を見ている=鳥羽市の休日・夜間応急診療所で

神島航路に欠航便が出たため、鳥羽市本土で待機する小泉さん。端末で患者の情報を見ている=鳥羽市の休日・夜間応急診療所で

  • 神島航路に欠航便が出たため、鳥羽市本土で待機する小泉さん。端末で患者の情報を見ている=鳥羽市の休日・夜間応急診療所で
  • 島外診療所にいる小泉さんの診療を受ける患者=昨年11月、鳥羽市・答志島の桃取診療所で(市提供)
 鳥羽市は、市内の有人四離島で、昨年十一月からオンライン診療の実証調査をしている。四島にはそれぞれ市立診療所があり、四人の医師が市本土から市営定期船で通勤する。欠航などで医師が島に不在でも、島民に医療が提供できる試みだ。 (北浜修)
 市本土から十四キロと、最も遠い神島。船着き場のそばにある神島診療所には、平日、内科医の小泉圭吾さん(43)が市本土側から通勤する。
 距離が長い神島航路は、他の三島に比べ、欠航も多い。欠航便が出た今月七、八の両日、小泉さんは市本土の市保健福祉センター「ひだまり」に併設する休日・夜間応急診療所に待機した。
 神島診療所などには、セコム医療システム(東京)が開発した遠隔医療支援システムが配備されている。体温、血圧、脈拍、血中酸素飽和度などを測る携帯型の機器などが一式。島内に常駐する看護師が各機器で患者の血圧などを測ると、瞬時に医師側が持つ端末に結果が表示される。患者と医師は、モニターを通じて顔を見ながら通話もできる。
 七日に神島診療所でオンライン診療を受けた元漁業の男性(84)は「直接対面しているわけではないが、先生の顔を見て、声を聞きながら診てもらうため、安心で...

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