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<福井掘れ惚れ> 再開発動くも不透明 三角地帯、にぎわい対策は?

2021年1月25日 05時00分 (1月25日 05時00分更新)
解体工事が始まり、仮囲いで覆われたA街区(左手側)。西武福井店新館の閉鎖も控え、にぎわい対策は待ったなしだ=福井市の福井駅前電車通りで

解体工事が始まり、仮囲いで覆われたA街区(左手側)。西武福井店新館の閉鎖も控え、にぎわい対策は待ったなしだ=福井市の福井駅前電車通りで

 新型コロナウイルスによる行動自粛や通称・三角地帯東側にあるA街区での大規模再開発の本格化で、人通りが減った福井市中心部。二月末には西武福井店新館の閉店も控える。昨年十二月に一年遅れが決まり、二〇二四年春となった北陸新幹線の県内開業に向け、他にも複数の再開発事業が動きだす。「エキマエ」のにぎわい対策は急務だ。

現 状

 「常連さんには高齢者が多い。コロナで昨年の春に来店がガクッと減ってそのまま」「昨年十月にA街区の解体工事が始まって、さらに客が減った感じ」とこぼす一帯の商店主たち。第三セクター会社「まちづくり福井」による路面店調査では、A街区で営業していた三十三店舗が解体工事を前に閉店した。市道も廃止され、五十代の女性団体職員は「昼休みに県庁方面から商店街や西武に気軽に行きにくい」。夕飯の買い物先は帰り道のスーパーに変えた。

対 策

 西武福井店は昨秋以降、来店者が前年同期比で一割減った。大野仁志店長は「フリーのお客さまが減った」と分析。コロナによる消費動向の変化を全部門で検証し、売り場や品ぞろえを見直した。「顧客ニーズの把握、文化の発信や催事といった百貨店らしさをベースに知恵を絞り、提案しな...

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